オフィスに観葉植物を置くメリット・デメリット

オフィスに観葉植物を置くメリット・デメリット

働き易いオフィス環境を従業員に提供することは、経営者や管理部門にとって大切なミッションの1つです。そのための方法論は数多くありますが、まずはオフィスに観葉植物を置いてみてはいかがですか。

そこで今回は「オフィスの観葉植物」について取り上げてみます。

観葉植物をオフィスに置くメリット

まずは、オフィスに観葉植物を置くことのメリットをご紹介しましょう。

1つは「オフィスの空気を良くする」ということ。植物は光合成によって二酸化炭素を酸素に変えることで室内の酸素濃度を高くしてくれることは良く知られていますが、観葉植物は室内の加湿効果や空気中の汚染物質をろ過する、といった働きもあります。

酸素濃度が高くなれば疲れ難くなりますし、加湿された環境であえばドライアイや乾燥肌から従業員を守ることができます。空気中の汚染物質をろ過してくれることで感染症などの発生を防ぐことにもなるのです。

2つめは「リラックス効果」を得られるということ。植物の「緑」色は緊張感を和らげる効果があり、植物そのものも脳内のアルファ波を増大する効果や自律神経を整える効果があるとも言われています。

3つめはオフィスのインテリアとして機能すること。観葉植物を置くことによって、見た目を良くすることはもちろん、室内の雰囲気をガラリと変えることも可能です。
これらのメリットによって、観葉植物を置くことによって従業員がストレスから解放され、生産性が向上するというデータもあるようです。

観葉植物をオフィスに置くデメリット

次に観葉植物を置くデメリットについても、3つご紹介しておきます。

1つは「世話が必要」ということ。放置していたら枯れてしまうだけでなく、害虫が発生してしまうことがあります。土の上にはカビが生え易いのできちんと手入れをしておかないとオフィスの床にカビが移るケースもあります。

2つめは「場所をとる」ということ。インテリアとしてのメリットがある以上、他のインテリア同様に観葉植物を置くためのスペースが必要になります。

3つめは「夜は酸素濃度を低くする」ということ。メリットと相反しますが、ご承知の通り植物は夜になると人同様に呼吸をするので酸素が必要になります。観葉植物を置いたオフィスは夜になると室内の酸素濃度が低くなることは理解しておきましょう。

レンタルと購入、それぞれのメリットとデメリット

観葉植物をオフィスに置く場合、レンタルをするか購入するか迷うところです。

レンタルの場合は、レンタル業者がメンテナンスをしてくれるのが最大のメリットでしょう。手入れの手間を省けることはもちろん、常にフレッシュな状態の観葉植物をオフィスに置いておくことが可能になります。また飽きたら新しい種類の観葉植物に交換することも容易です。デメリットは月々のランニングコストが発生することでしょう。

購入する場合は、メリットはコストが抑えられることであり、デメリットはメンテナンスの手間暇がかかることや枯れてしまったら買い替えが必要になることになります。

オフィスで観葉植物を育てる際の注意点

オフィスで観葉植物を育てる際に注意しておきたいポイントがあります。1つは日光不足にならないこと。オフィスによっては光の当たり難い場所があるため、できるだけ日の光が当たる場所に観葉植物を置いてあげるようにしましょう。

2つめは適切な量の水をあげること。不足することはもちろん、水のあげすぎもNGです。基本は土が乾いてから水をあげること。一方で葉っぱの色つやが悪くなるほど水を不足させてはいけません。適切な量の水を与えるようにしましょう。

3つめは温度です。観葉植物は基本的に熱帯地方の植物なので暑いのは問題ありませんが、気温が低くなるのは良くありません。オフィスに人がいるときは問題ないですが、夜間や休日で人が不在のときにも10℃程度の温度を保つ必要があります。

オフィス環境を良くする効果のある観葉植物は、インテリアの1つとしてワークスペースをスマートに仕切る効果もあります。これにより情報漏えい対策にも繋がります。オフィス内のレイアウトを見直す場合は、観葉植物を置くことも一度検討してみてはいかがでしょうか。

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