オフィス移転の業者と家庭の引っ越し業者との違いとは?

オフィス移転の業者と家庭の引っ越し業者との違いとは?

オフィス移転を行う際、頭を悩ませるのが引っ越し業者の選定です。現在、国内にはオフィス移転に対応した引っ越し業者が100以上あると言われ、全国を網羅した大手から、地域密着型の小回りのきく小規模業者まで、その種類は千差万別。この中から1社を選択するのは、大変悩みますね。
そこで今回は、一般家庭の引っ越しとオフィス向けの引っ越しの違いと、業者選びのポイントについて考えていきたいと思います。

一般の引っ越しとオフィス移転の違い

オフィス移転に伴う引っ越しは、一般宅の引っ越しと異なり、単純に荷物を運ぶだけでは成立しません。スムーズなオフィス移転を実現するためには、以下のような3つのプロフェッショナルが必要とされています。

  • ロッカーや書庫を運ぶ備品搬送のプロ
  • パソコンやコピー機などの精密機器搬送のプロ
  • インターネット構築やビジネスフォン設置など、インフラ整備に対応できる工事のプロ

これら3つのプロが揃ってはじめて、オフィス移転が正常に行えるとされています。この専門性が、一般宅の引っ越しと大きく違うところです。

業者選びのポイント1 コンプライアンスに関する精通度を確認する

一般家庭と異なり、オフィスは様々な法令や条例に関わる施設です。そのため、引っ越し業者にもコンプライアンスの遵守が求められ、建物に関する建築基準や、従業員の健康に関わる法律など、幅広い法律や条令へ精通しているかどうかの確認が必要となります。
特にチェックしたいコンプライアンス項目は、以下のようなものとなります。

  • 建築基準法の遵守
  • 労働基準法が守られているかどうか
  • 健康増進法が守られているかどうか
  • 万が一の時のため、避難経路が確保されているかどうか

→消火設備、安全対策、非常放送設備、排煙設備に問題がないか

  • セキュリティ対策が万全か
  • 移転に伴う個人情報の適切な廃棄に対応しているかどうか

幅広い法令や条例に関する知識を有し、オフィス移転後の運営が適切に行えるよう、注意・提案してくれる業者は、引っ越しに際し、非常に心強い味方となってくれます。コンプライアンスに精通しているかどうかは、業者選びの重要ポイントとなりますので、是非、心に留めておいてください。

業者選びのポイント2 業者の得意分野を見極める

一般家庭の引っ越し業者の場合は、荷物を搬出・搬入するのが主な仕事となりますが、オフィス移転に際しては新オフィスへ入居するまで、非常に多くの工程が必要となります。
この複雑になりがちな工程に対し、ワンストップで対応できる専門業者も少なくありません。しかし、業者によって得意分野が異なるのもまた事実。プロジェクト推進をすべて一任できる、電気工事や内装工事に特化している、レイアウトが得意など、業者によって様々な特徴があります。

引っ越し業者を選択する際は、「レイアウトやデザインにこだわったオフィスを作りたい」「移転後の運営の負担を軽減し、スムーズに業務を開始したい」など、優先したい希望や条件を明確にし、それに対応できる業者を選ぶようにしましょう。

業者選びのポイント3 情報漏洩対策が万全かどうか

オフィス移転の際は、個人情報を管理するパソコンなどの電子機器や書面・書類、物品などが一斉に移動することになります。非常に大がかりな作業となりますが、この時、情報漏洩が起きてしまう可能性が少なからず存在します。そこで、業者選びで重視したいのが「情報漏洩対策」です。

オフィスの移転に伴い、会社や企業の情報セキュリティシステムは、一時的に機能しなくなります。顧客の個人情報のみならず、会社の機密情報なども、紛失や漏洩の危機にさらされると考えると、移転に際し、情報漏洩対策の重要性が非常に高いことがお分かりいただけると思います。
引っ越し業者を選択する場合は、情報漏洩対策をどのように行っているかを十分精査・確認し、信頼をおけると判断できる業者を選択するようにしましょう。

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